監視カメラが必要な理由

『見られる側』と、『見る側』…私達は一体どちらなのでしょうか。私達はいつも誰かのことを「見て」いますが、それは同時に私達が「見られている」ということをも意味しています。私達は、自分たちが認知することのできる世界でしか物事を見ることができません。他人から自分がどう見えているかというのは、絶対に分からないことなのです。

誰もが、「自分だけの視点」と、「他人を見る視点」を持っていますが、その二つは対極にあるもの、と言えます。『監視社会』と言われる現代になってから、私達は二重の意味で『見られる』ことが増えました。テクノロジーの発達は、私達のプライバシーを守ることに貢献していますが、同時に今まで見えなかった部分も見えるようにしてしまっています。様々な店舗に監視カメラが設置されていますが、それには私達の動向を監視すること、犯罪行為を記録することなどの役割があり、私達誰もがその監視対象の例外とはなりません。皆等しく、『監視』されているのです。

私達はそのように監視される側だと、あまり良い気持ちがしないかもしれません。しかし、自分たちが「する側」であれば、どうでしょうか。それに対して負い目を感じたりしますか。自分たちの安全を確保するためであれば、そういった手段を用いることについて、悪く思ったり引け目を感じたりする方は少ないでしょう。私達はそのようにして、『見る側』としての役割を果たすことができます。最近では、家庭用の監視カメラを設置している人も増えています。